2017年に『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で作家デビュー、2022年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞した今村翔吾さん。歴史小説家として活躍する中、近年では書店経営を始めて話題に。今回は「世界の中の日本」をテーマに、元寇を舞台に描いた今村さんの最新作『海を破る者』について伺いました。今作で描きたかったもう一つのテーマとは――(構成:山田真理撮影:本社・武田裕介)【書影】アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・