【エルサレム=田尾茂樹】レバノン各地で18日、イスラム教シーア派組織ヒズボラメンバーらが利用する携帯型無線機が爆発し、レバノン保健省によると、25人が死亡、600人以上が負傷した。17日に続くヒズボラの通信機器を狙った攻撃で、中東の緊張が高まっている。レバノンでの被害は2日間で死者37人、負傷者約3000人となった。ヒズボラはイスラエルによる攻撃と断定し、報復を示唆している。指導者ハッサン・ナ