総務省は2025年度、自治体のネットワークに疑似的なサイバー攻撃を仕掛けて侵入を試みるテストを行う方針だ。システムの脆弱(ぜいじゃく)性を検証し、セキュリティーの強化につなげる狙いがある。同年度予算概算要求に、金額を示さない「事項要求」として新規で盛り込んだ。最近のサイバー攻撃では、KADOKAWAが身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染し、約25万人分の個人情報が流出し