1945年頃のチョーヤの醸造場。中小企業ならではの機動力を活かして、創業家自らどぶ板営業を敢行。国内外に販路を地道に広げてきた(写真:チョーヤ梅酒提供)若者の“酒離れ”が進み酒販業界がシュリンクするなかでも、一定の出荷量を守り、梅酒の店頭シェア率でトップを独走するチョーヤ梅酒(以下、チョーヤ)。海外でも90カ国以上で愛され、さらに拡大を続けている。この躍進の陰には、創業家が自ら取り組んできた地道な営業活