NHKで好評放送中の連続テレビ小説「虎に翼」。女性として日本で初めて法曹界に飛び込んだ主人公・佐田寅子(伊藤沙莉)の物語は、まもなくクライマックスを迎える。数十年前の戦前から戦後の昭和を舞台にした物語は、私たちが生きる現代にも重なり、大きな反響を呼んだ。全話の脚本執筆を終えた吉田恵里香氏へのインタビューの後編では、作品の根底に流れる日本国憲法第十四条の「平等」の精神を踏まえて描かれたさまざまな問題