先月末の記録的な豪雨で浸水被害を受けた北朝鮮北部、平安北道(ピョンアンブクト)の被災者は、今なお学校の教室や講堂で避難生活を送っている。新義州(シニジュ)や義州(ウィジュ)では、ほとんどの平屋建て住宅が水没したため、他の地域に比べて避難者の数が多いが、皮肉なことに水が不足しており、体を洗うことすらままならないという。また、トイレも整備されておらず、感染症が広がることが懸念されている。被災者の一人、