福井県敦賀市の白木海水浴場に現れたイルカ=8日(遊泳客提供)福井県海水浴場などで2022年以降、遊泳客が野生イルカに手などをかまれる事故が相次いでいる。敦賀海上保安部によると、24年は13日までに13人が負傷。中には手の指を20〜30針縫う約1カ月のけがをした小学生もいた。専門家は、ミナミハンドウイルカの同じ個体による可能性があると指摘し「今後、行為がエスカレートすることもありえる」として注意を呼びかける。