認知症になると、どんな症状が現れるのか。認知症専門医で慶應義塾大学病院メモリーセンター長の伊東大介さんは「初発症状として、同じことを何回も聞いてくる、物の置き忘れが増えてよく探し物をする、お金の管理ができないといったものが挙げられる。また、本人に病気の自覚が薄く、質問されると取り繕う傾向がある」という――。※本稿は、伊東大介『認知症医療革命 新規アルツハイマー病治療薬の実力』(扶桑社新書)の一部を