【島田明宏(作家)=コラム『熱視点』】 今週月曜日、3月18日の午後2時から、丸の内の東京會舘で、作家・伊集院静さんのお別れの会が行われた。 直木賞・芥川賞の授賞式と同じ会場で、伊集院さんが生前、何回、何十回と訪れたゆかりの場所だった。 主催者によると400人ほどが参加したという。発起人には講談社、文芸春秋、集英社などの出版社や朝毎読など新聞各社の代表取締役が名を連ね、エッセイストの阿川佐和子さんらが