ネグレイラ事件のこぼれ落ちた疫病神のような腐敗を前に、ただでさえ苦境に立たされているスペインサッカー界はさらなる逆風に直面している。ビッグネームの枯渇に伴い、バルセロナとレアル・マドリーの威光が低下。疑惑の判定、VARの過干渉、ヴィニシウス騒動、ガビのラフプレー論争、主要な団体同士の抗争など醜聞にも事欠かない。光り輝く旗頭とならなければならない代表チームも、ペレのブラジルとは程遠い日本やモロッコ