戦艦「長門」と軽巡洋艦「酒匂」。どちらも太平洋戦争を生き抜くも、ビキニ環礁で行われた第2次大戦後初の核実験「クロスロード作戦」で沈みました。この実験はアメリカ海軍が戦後も一定の影響力を確保するために仕掛けた壮大なテストでした。艦隊予算を確保するための原爆実験太平洋戦争終結時に日本の戦艦で唯一、航行可能な状態で残っていた「長門」。ゆえに同艦は戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁の原爆実験で沈めら