沖縄県の米軍ヘリコプター発着場(ヘリパッド)建設工事をめぐり、東京都が機動隊員を同県東村高江に派遣したことに伴う公金の支出は違法だとして、都民約180人が都に対して、当時の警視総監2人に支出分に相当する計約2億8000万円を請求するよう求めていた訴訟の控訴審判決が10月29日、東京高裁であり、一審に引き続き、住民側の請求が退けられた。高江のヘリパッド建設をめぐっては、抗議する市民と警官が衝突。暴力による排除で