2017年8月にアメリカの重力波望遠鏡「LIGO」によって検出された重力波「GW170817」は、中性子星どうしの合体によって生じる爆発現象「キロノバ」にともなうものだったことがわかっています。このキロノバによって生成されたとみられる重元素のひとつが、今回初めて特定されました。中性子星どうしが合体する瞬間の想像図(Credit: University of Warwick/Mark Garlick/ESO)■「鉄より重い元素がキロノバで生成される」とする理論