森保一監督は、GKの使い方にも独自の色を出している。ベネズエラ戦ではシュミット・ダニエル、キルギス戦では権田修一を起用し、就任以降の5試合で3人のGKにほぼ平等なチャンスを与えた。これまでの日本代表では、大差で負けたり、あるいはデビュー戦にふさわしい相手だったりというときにGKを交代していた。そしてずっと同じGKを使い続け、よほどのことがない限り序列を入れ替えることはなかったのだ。▼ 権田修一(撮影:岸本勉