戦時中の暮らしと聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか。今回、税金をテーマにみてみましょう。着目するのは、「物品税」と呼ばれる税金。一定の商品に課されるもので、第二次世界大戦中には、贅沢品から生活必需品まで、多くの商品に課されました。驚くべきは、品目によっては、税率が120%に達したことです。つまり、商品価格の2.2倍のお金を支払わなければならないのです。物品税とは、どのようなものだったのでしょうか。