夫婦別姓を求める新たな訴訟が起こされた。東京都文京区の出口裕規弁護士と妻の40代女性が8月10日、立法府が選択的夫婦別姓を認める法改正を怠ったことによって精神的苦痛を受けたとして、国を相手取って損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。出口弁護士と女性にはそれぞれ、以前結婚していた相手との間に子どもがいる。2人は結婚する際に子どもの姓に不自由が生じることから、葛藤したという。出口夫妻は同日、東京・霞が関