鹿児島に、薩摩切子という、美しい紋様の彫刻が入ったガラスの伝統工芸品があります。この工芸品を作っている職人の姿を間近で眺められるのが、鹿児島市内にある名勝 仙巌園に併設された「薩摩ガラス工芸」の薩摩切子工場です。薩摩切子は蘇るこの薩摩切子とは、その名の通り「薩摩」の「切子(=ガラス)」工芸品のこと。1846年に島津藩による海外輸出品としてはじめられ、日本で初めて「紅」の発色に成功したこともあり、当時は