ブラジルで観客のヤジに思わず中指を立ててしまった選手が一発退場に

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ブラジルの地方選手権で、サポーターのヤジに耐え切れず反応した選手がレッドカードで一発退場になった事件が話題となっている。

リオグランデ・ド・スル州選手権、SCインテルナシオナル対ピランガ戦で、インテルナシオナルのファブリシオ選手は、容赦ない罵声を浴びせてくるサポーターに対し、頭に血が上ったのか、思わず両手で中指を立てるジェスチャーをしてしまった。

この行動を見逃さなかった審判は、ファブリシオ選手に退場を宣告。ファブリシオ選手は怒りを爆発させ「やってられるか!」とばかりにユニフォームを投げ捨て、なだめるチームメートを振り払い、再びサポーターを挑発しながら上半身裸でピッチを後にした。そして、退場時にスタンドは騒然とした空気に包まれてしまう。

容赦ないブーイングに堪忍袋の緒が切れてしまった形だが、この軽率な行為の代償は非常に大きかったようで、ファブリシオ選手には次節終了まで出場停止となり、その後の処分もまだ未定だという。