熱狂的な中年女性ファンから9年間世界中を追いかけられていたというトム・フェルトン

写真拡大

「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトン(27)は、熱狂的な中年女性ファンから9年間世界中を追いかけられていた。

 トムはその執着ぶりに違和感を感じながらも、彼女が同人気シリーズの大ファンでいてくれることには感謝しているそうで、キャストに会うことでそれほど満足していることを嬉しく思っているそうだ。

「もし僕と彼女の性別が逆だったら、また話は変わっていただろうね。50歳の男が27歳の女の子を10年近くも追いかけていたら、ちょっとヤバいだろ? でも彼女の場合は『ハリー・ポッター』の熱狂的なファンで、そのキャストに会うことで人生の喜びを得てくれていたんだ。それって、僕らキャストにとっては幸せなことだよ」

 トムの母親はそうした熱狂的ファンの存在を心配していたそうだが、むしろトム本人はその状況を前向きに捉えて、その女性ファンと親しくなる姿を描いたドキュメンタリー『トム・フェルトン・ミーツ・ザ・スーパーファンズ』の製作を決めたようだ。

 メトロ紙に「最初にそのファンの存在に気付いたのはいつ?」と尋ねられたトムは

「9年前の『ハリー・ポッター』の試写会だよ。以来、世界中どこに行っても彼女がいるんだ。話してみるとすごく良い人で、全く悪意は感じなかったよ。でも、僕には彼女の熱狂ぶりは理解できない部分もあったし、うちの母は今でも心配しているんだ。ただ、今回のドキュメンタリーは、彼女側の意見を聞くいい機会でもあると思ったんだ」

 とコメントしている。

(TEXT/)