26日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、ニューヨーク・ヤンキースで2年目のシーズンを迎える田中将大に行ったインタビューの模様を放送した。

まず、ビデオレターで登場した前田健太から「ニューヨークの生活と日本の生活、どっちが楽しいですか？」と訊かれた田中は「日本です」とキッパリ。その理由を「ニューヨークには仕事しに行ってるんで。もともとアメリカの生活に憧れてっていう部分ではない」と説明した。

昨季までチームメイトだったイチローと黒田博樹について話が及ぶと、田中は「まさか一緒のチームでプレーできるなんて」と振り返りつつ、そんなイチローの凄さを「（消化試合になると）みんな球場に入るのが遅いんですよね。大した準備もしないで試合にダーって入ってるんですけど、イチローさんは（普段と）同じように入ってグラウンドにも同じように出てアップしてストレッチしてキャッチボールして。同じ流れでやられていたんで、そこはやっぱ他の選手と違うところ」としみじみと語った。

また黒田については、自身が右昨季肘の故障により戦線離脱をしている分、感じるものがあったのだろう、「1シーズン戦ってみて、その凄さを改めて実感することができました」という田中は、今季に向け「200イニング投げてローテーションを守る。（周りは）どうなんだろうって疑いの目で見ていますけど、肘がどうなっているか分からない。結果残せばいいと思います。しっかりと戦っていきたい」と意気込んだ。