H&Mが台湾1号店をオープン  1000人以上が長蛇の列

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(台北 13日 中央社)スウェーデンの衣料品チェーン「H&M(エイチ・アンド・エム)」の台湾1号店が13日、台北市信義区の商業施設「微風松高」にオープンし、開店前には約1200人が列を作った。

1号店が開店した信義エリアには、日本のユニクロをはじめ、スペインのZARA(ザラ)、米国のGAP(ギャップ)などがすでに出店しており、ファストファッション各ブランドがしのぎを削る激戦区となっている。

旗艦店となる1号店は3フロアで構成され、売場面積は2900平方メートル。中華圏を統括するマグナス・オルソン・カントリーマネージャーは、1号店を激戦区である信義エリアに進出したのは台湾市場に期待しているからだと語り、更なる出店も計画していると述べた。

この日店を訪れた女性客からは、香港や中国大陸の店舗と比べると価格が抑えられているとする反応があった一方、H&Mのデザインは前衛的過ぎるとの声も聞かれた。

(楊淑閔/編集:杉野浩司)