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交通事業者22社局が加盟するパスネット協議会はこのほど、2015年3月31日終電をもって、共通乗車カード「パスネット」のすべての機器での使用を終了すると発表した。

「パスネット」は2000年10月に販売開始したが、ICカード乗車券「PASMO」の普及にともない、2008年1月に販売を終了し、同年3月には自動改札機での取扱いも終了していた。その後も自動券売機でのきっぷ購入や自動精算機での乗越し精算などで使用できたが、2015年3月いっぱいでこれらの取扱いも終了となる。

これにともない、2008年3月15日から実施している「パスネット」残額の払戻しについても、2018年1月31日で終了することが発表された。それまでの期間は、各加盟事業者にて手数料なしで払い戻すとのこと。

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(佐々木康弘)