目覚まし時間に、テイクオフ! プロペラを戻さないと「ファーン、ファーン!」鳴り続けます。

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ライターにとって、睡魔は敵です。そりゃエナジー全開、モチベーション全開で書いた文章と、前後不覚で書いた文章では、クオリティが違ってくるもの。当然の話ですよね。
そんなわれわれ、回復を図るために仮眠をとることが多いんです。……ここが、落とし穴なんだ。仮眠が仮眠で済まなくなる事故が、なぜか多発。2時間後に目が覚めるようセットしていたはずなのに、気が付くと6時間も経過してたりして。しかも、タイマーのスイッチはオフになってるし。俺、無意識にオフってた!?

そんな自分の眠り、今度はこの目覚し時計に身を委ねるしかないのでしょうか? 株式会社ドスパラが10月9日より発売している『フライングアラームクロック』(税込1,299円)、プロペラ付きなんです。当然、飾りじゃありません。


時間が来たら、けたたましいアラーム音が鳴ってプロペラがテイクオフ! 飛んでいったプロペラを元の場所に差し込まなければアラームが止まらない。そんな手間のかかるシステムが現実のものとなりました。
「プロペラは真上に飛んでいき、そのまま落ちます」(担当者)
これは、取り寄せるしかないな……。

そして数日後、『フライングアラームクロック』が無事に我が家に届きました。紛うことなく時計なのだけど、その上にはなぜかプロペラを置くスペースが。でも、こんなんで、本当に目が覚めるんでしょうかね? では、おやすみなさい……。

ブルルルルルルルルルルルルルルルルル! 目覚まし時間が、やって来た!! と同時に発射台となる本体が震え始め、数秒後にプロペラが発射!! 「ファーン、ファーン! ファーン、ファーン!」、緊急事態を知らせるようなサウンドがエンドレスで鳴り響く!!
早く止めたい! 時計本体を手にとってオフにするも、梨のつぶて。そうか、プロペラを元の場所に戻さないと、アラームは鳴り止まないんだった……。起き上がり、プロペラを手に取り、定位置にプロペラをセット!! ようやく、アラームは静まりました。そんで、眠気も収まっています。ドキドキしたけども……。

ちなみにこの『フライングアラームクロック』、スヌーズ機能も付いてます。アラームを止めても約5分後に再びアラームが鳴り、またもプロペラがテイクオフ。スヌーズをOFFにしない限り、アラームは鳴り続けるのです。またもプロペラを取りに行かなきゃいけない。この動きで、間違いなく眠気は覚めますわね……。
「全ての方に向けた商品ですが、特に朝弱い方にオススメです」(担当者)
確かに普通の目覚まし時計より、寝坊の確率はグッと落ちるはず。とっとと目が覚めないと、いつまでも緊急事態ですよ……。
(寺西ジャジューカ)