日本テレビ「NEWS ZERO」（26日放送分）では「阪神・藤浪“2年目の進化”」と題し、今シーズン8勝を挙げている阪神タイガース期待の2年目・藤浪晋太郎に行ったインタビューの模様を放送した。

勝利数のみならず、奪三振数でも昨年の126個を上回る現在136個。平均球速も149.5キロと昨年より3キロ以上上がっている藤浪は、随所に見て取れる自身の成長に「ストレートも去年より質はよくなっていると思っている。ストレートで勝負いく場面も多いですし実際手応えは感じている」と語る。

さらに球速が出やすいよう今季より新フォームを取り入れている藤浪は「ストレートがよくならないことにはプロでは通用しないですし、（新フォームにより）勢いをつけてる分球速が出やすいし球威が出るんじゃないかなと思います」とも。

また優勝争い真っ只中の阪神だが、2005年のリーグ優勝時は球場で観戦していたという藤浪。「甲子園でたまたま一塁内野席のチケットを貰って、優勝の瞬間に立ち会えた」と明かすも「小さい時、ジャイアンツファンだった」と苦笑い。

「さすがに甲子園の一塁側で巨人を応援できへんなと思いながら・・・」と当時を振り返るも、藤浪は「タイガースにいるわけなんで、まあファンと職場は別ですしね」とキッパリ。その上、「そういう瞬間に立ちあった当時の野球小僧がプロになってタイガースに入って自分自身が優勝に関わるっていうのはテレビ的にもいいんじゃないかな」と冷静に語るなど、20歳とは思えない大物ぶりを垣間見せた。