ブラジルW杯で腰椎骨折の大ケガを負ったバルセロナブラジル代表FWネイマールだが、リハビリは順調なようだ。スペイン紙『マルカ』やブラジル紙『グローボ』などによると、早ければ8月18日のガンペール杯・クラブレオン(メキシコ)戦で実戦復帰する可能性もあるという。

 ネイマールは今月4日に行われたブラジルW杯準々決勝で、コロンビア代表DFフアン・スニガのチャージを受け、腰椎を骨折。全治約40日から45日と診断され、懸命なリハビリを続けている。現在はコルセットを装着しているものの、松葉杖を使わずに自力で歩けるまでに回復をみせている。

 ネイマールは8月5日にチームに合流する予定。『グローボ』によると、ネイマールは「焦らずにリハビリメニューをこなしていくよ」と慎重に話しているが、このまま順調に回復すれば、8月18日のクラブレオン戦で実戦復帰を果たす可能性もあるようだ。

 クラブレオン戦はプレシーズン最後の親善試合で、その後、リーガ・エスパニョーラは8月24日に開幕。バルセロナは開幕戦でエルチェと対戦する。ネイマールが開幕に間に合えば、9月に予定されているブラジル代表の国際親善試合で代表復帰する見通しも立ちそうだ。

 自国開催のW杯で4位に終わり、ドゥンガ新監督を迎えた新生セレソンのW杯後最初の親善試合は9月5日。相手はネイマールにとって“因縁”のコロンビアだ。ここでスニガとの再戦がいきなり実現することにでもなれば、世界中の注目を集めるのは間違いない。