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●パナソニック SC-HTB880、パイオニア SBX-N700、ヤマハ YHT-5067JP「もう少しいい音にしたい!」と思ってはいても、どのモデルがよいのかわかりにくいスピーカー。ここではユニークな特徴を持つ、「サウンドバー」と「Bluetoothスピーカー」の注目モデルを見ていこう。

○迫力の音が体験できるサウンドバー & Bluetoothスピーカー

音に注力した薄型テレビは多々あるものの、やはり専用スピーカーにはかなわない。最新の4Kテレビなどを購入して、映像のリッチさに音質が追いついていないと感じたら、サウンドバーの導入をぜひ検討したい。最近のサウンドバーはネットワーク対応が進んでおり、スマートフォンやタブレット、ウォークマンなどとワイヤレス接続できる製品が増えている。Bluetoothスピーカーでは、音質やデザインを工夫した製品がたくさん登場している。

○パナソニック 「SC-HTB880」

○4Kパススルーに対応! 将来を見据えたサウンドバー

4Kテレビに買い替えたら、音にもこだわりたいところ。4Kパススルー(4K60p 4:4:4フォーマットの映像信号)に対応した「SC-HTB880」は、高さ51mmのコンパクトな本体と、配線のいらないワイヤレスサブウーファーのセット。外部のプレイヤーなどから受け取った4Kの信号を減衰することなく中継してテレビに送信できる。据え置きと壁掛けの両方に対応し、テレビの前に置くか、壁掛けにするかでスピーカーから出る音の方向を自動で調整する機能も搭載。Bluetoothにも対応している。スピーカユニットは5.1chの構成で、フロントチャンネルは2Way仕様となっている。

○パイオニア 「SBX-N700」

○スマホやタブレットとの連携が魅力の高音質サウンドバー

「SBX-N700」は、ネットワーク機能が充実したサウンドバーとワイヤレスサブウーファーのセット。Wi-Fi DirectやMiracastに対応し、無線LANルータがなくても、スマホやタブレットと直接ワイヤレス接続できる。この機能によって、音声だけでなくスマホの写真や動画、画面そのものをテレビに表示することも可能だ。Bluetoothに対応しており、Bluetooth対応ヘッドホンにテレビの音声を転送することもできる。また、高音と低音のズレを防ぐ同社独自の「フェイズコントロール」を採用。クラシックが好きな人など、高音と低音の微妙なタイミングを気にする方にもぜひオススメしたい。

○ヤマハ ホームシアターパッケージ「YHT-5067JP」

○4Kテレビ対応! 高性能×低価格のAVレシーバー

「YHT-5067JP」は、豊富な機能と高い性能を備えた、ハイコストパフォーマンスな7.1ch AVレシーバー。4月に発売された「RX-V577」のAmazon.co.jp専用モデル「HTR-5067」とコンパクトスピーカー「NS-BP200」を組み合わせたモデルだ。4Kテレビに対応し、入力×6/出力×1系統の豊富なHDMI端子を装備する。また、同社独自の音場創生技術「シネマDSP」を応用した「バーチャルシネマDSP」を搭載しており、2台のメイン(フロント)スピーカーだけで、臨場感溢れるサラウンドが楽しめる。このほか、無線LANルータがない環境でもスマホなどと連携できる「Wireless Direct」や、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生にも対応している高機能な1台だ。

●ソニー SRS-X3、シャープ GX-BT7、JBL VOYAGER Black○ソニー「SRS-X3」

○バッテリを内蔵したカジュアルなボックス型スピーカー

Bluetoothスピーカーを設置場所に縛られず、カジュアルに使いたい人にオススメなのがバッテリ内蔵の「SRS-X3」。片手でつかめるコンパクトな直方体のボディに、対向型デュアル・パッシブラジエーター構造を搭載。2chスピーカーながら、60Hzまでの低域再現が可能で、スマホやタブレットの内蔵スピーカーとは次元の違う、臨場感のあるサウンドが楽しめる。スマホのハンズフリー通話も可能なので、リビングや仕事場のデスクで使っても重宝しそうだ。microUSB経由の充電で約7時間動作するほか、AC電源でも使用できる。色は赤、白、黒の3色。専用キャリングケース「CKS-X3」も2,380円(税抜)用意されている。

○シャープ「GX-BT7」

○離れた場所からNFCタッチ接続、ブルーのLEDが気持ちイイ!

「GX-BT7」は、円筒の真ん中を握りつぶしたような杵型のBluetoothスピーカー。インテリアとしてもユニークなデザインの製品だ。電源を入れると中央の切り込みから左右にスピーカー部が広がるギミックで、2つのブルーLEDが顔を出す。このLEDは音の強弱に合わせて光が変化するので、音楽を聞いているとイコライザーのように変化して面白い。平たい円形のNFCタグが2個同梱されており、NFC搭載スマホなどをかざすとその場でペアリングできる仕組みだ。ペアリングは最大8台まで可能。本体カラーはシルバー、ブルー、レッドの3色が用意されている。

○ハーマンインターナショナル「JBL VOYAGER Black」

○フルレンジユニットとサブウーファーが分離する遊び心

「JBL VOYAGER Black」は、小型のサーキュレータを思わせる、丸い形のポータブルBluetoothスピーカー。40mm径のフルレンジスピーカー×2基と77mm径のサブウーファーで構成されているが、中央のフルレンジ2基は独立したポータブルワイヤレススピーカーとして取り外せる。ポータブルスピーカー部は重さ400g。リチウムイオン充電池を内蔵し、約2.5時間の充電で約5時間の音楽再生が可能だ。エコー&ノイズキャンセレーション「SoundClear」の採用により、高音質なハンズフリー通話にも対応。スピーカーの通話ボタンを押すだけでハンズフリー通話モードになるのも便利だ。

(プラスワン・クリエイティブ)