トヨタ、スポーツカー「86」を一部改良 操縦性や乗り心地を向上
トヨタはFRレイアウト(後輪駆動)のスポーツカー「86」の一部を改良し、6月2日から発売を開始する。
同モデルは同社の小型後輪駆動スポーツカーとして人気を博したカローラレビン・スプリンタートレノの流れを汲み、富士重工と共同開発したものだ。
地球環境を重視したエコカーが主流の中、異色の存在として注目度も高い。クルマ好きの若者はもちろんのこと、カローラレビン・スプリンタートレノ世代の中高年にも支持されている。スバルBRZは姉妹車に当たる。
今回の一部改良はショックアブソーバーのフリクション特性を見直すなど、サスペンションにチューニングを施し、操縦安定性と乗り心地をともに向上させる。さらに、内外装は、シャークフィンタイプのルーフアンテナを標準装備したほか、カーボン調加飾のインストルメントパネル(GT・GT“Limited”)を意匠変更し、よりスポーティな感覚を醸し出す仕様にした。
なお、外板色には、新色クリスタルホワイトパール(オプション)、アイスシルバーメタリックを含む全7色を設定している。
価格は205万6,909円〜314万7,709円(消費税込)。