石橋貴明「僕も高校時代に一度味わってみたかった」特番「スポーツ伝説…光と影」を語る
「元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(39)が2日、成田空港から自宅のある米ニューヨークへ出発した。この日の航空便には、とんねるずの石橋貴明も同乗するなど、豪華な顔ぶれとなった」
昨日のスポーツ紙の片隅に、こんな囲み記事があった。
石橋貴明、やっぱり引きが強いなぁ。
そう感じたのは、明後日4月6日、石橋貴明がMCを務めるスポーツドキュメンタリー番組「今夜解禁!石橋貴明のスポーツ伝説…光と影」(TBS系・21:00〜23:03)で、松井秀喜にまつわる物語を扱っているから。
この番組では、無類のスポーツ好きとして知られるとんねるず・石橋貴明が自ら取材に赴いたドキュメントVTRと再現ドラマで、スポーツ界の“知られざる裏側”を紹介。そこに隠された挫折、友情、ライバル、家族の物語などを描いていく。ゲストである俳優・古田新太と小栗旬との「プロ論」を交えたトークも聞きどころ満載だ。
制作するのが「バース・デイ」や「プロ野球戦力外通告」を制作するTBSスポーツドキュメンタリーチームだというから、それだけで期待してしまう。
今回番組では、スポーツ界の“知られざる裏話”にまつわる光と影をテーマに、大きく5つの物語を掘り下げていく。
1. MLB:NYヤンキースに入団した田中将大の知られざる友情物語
2. サッカー日本代表:柿谷曜一朗の挫折と香川真司との因縁
3. フィギュアスケート:キム・ヨナを支えた壮絶な家族の物語
4. 女子バレー:“メグカナ”こと栗原恵と大山加奈の友情と確執
5. 高校野球:松井「5打席連続敬遠」の陰で松井よりも屈辱を味わった男
中でも野球ファンであれば見逃せないのが、松井秀喜「5打席連続敬遠」の陰で起きた、もうひとつの物語だ。
石橋 あの雰囲気の中で、17歳18歳の少年たちがバッターボックスに立っているっていうのがスゴい。ああいう経験を、僕も高校時代に一度味わってみたかった。僕は応援しかしたことがなかったので……。知らなかった話ばかりを聞けましたね。
収録後の取材では、石橋に加えてゲストの古田新太と小栗旬も交え、番組の感想を語ってもらった。
── この番組を通して改めて感じたスポーツの魅力とは?
石橋 やっぱり、結果が全てだということですね。すごく感動もさせてくれるし、僕たちまで落胆してしまうような恐ろしいことも起こる。そしてその一瞬のために、どれだけの時間を彼らは費やしているんだろうと思うと、ただただ頭が下がります。彼らは遊びたい時間も削って戦っているからこそ美しい。そういうアスリートの姿を見るととても嬉しいし、ずっと応援していきたいなと思います。
古田 スポーツって改めて残酷なもので、だからこそ感動するんだろうなぁと感じました。そして、僕らは本当にそういうものが好きなんだなぁと。
小栗 でも、たとえばですけど、浅田真央ちゃんみたいに、1回で逆転できるのもスポーツのまたいいところであると思うし、柿谷選手にしても、5年間かかっても取り戻すことができるのがスポーツのスゴいところ。消えていく人がいる一方で、ある瞬間で全てが変わっていくというのもまたスポーツだなぁと思いましたね。
── 皆さん自身がスポーツから影響や刺激を受けたことは?
古田 僕はこの仕事について、色んなプロレスラーの方に会うことができた。その中で、アメリカのエディ・ゲレロという選手にインタビューをする機会があったんです。その人の売りが「ズルして頂き」。チャンピオンベルトもズルしていただくファイトスタイルのプロレスラーなんです。その人から「キミは、腕時計か指輪をしてるか? インタビューが終わったら俺はそのまま去っていくから、『腕時計がないっ』って叫べ!」と言われた。「すっげープロだ! こんな人たちを好きで良かった」と思いましたね(笑)
小栗 僕、中学校の同級生で、バトミントンでオリンピックに出た子がいるんです。その彼がオリンピックに出るというのを知って、「アイツ、そんなところまで行ったんだ!」と。それが、僕の背中を押してくれた部分はありましたね。同世代で頑張っている人の背中からは、すごく勇気をもらえます。
石橋 刺激を受けた……うーん、たくさんいて、ひとりを挙げることが難しいんですけど……野球でいえば、ドジャース・野茂英雄の第一球っていうのは刺激を受けましたね。僕もドキドキしながらゲームを見てましたけど、今思えば、あそこから随分たくさんの人が海を渡ったんだなあと。だから、今度のマー君第一戦も楽しみです。
─── この番組は「光と影」というテーマで、様々なライバルの物語が描かれています。あなたにとって「ライバル」とは?
小栗 ライバルですか……ありきたりかもしれないですけど、ライバルは自分自身かなって思います。
石橋・古田 さっっっっっすが!
古田 僕は香川照之かな………(笑)っゴメンゴメン、杉本哲太にしておいてください(笑)。
石橋 ……木梨憲武で(笑)。
「今夜解禁!石橋貴明のスポーツ伝説…光と影」TBS系2014年4月6日(日)21:00 〜 23:03
■出演者/MC:石橋貴明、ゲスト:古田新太、小栗旬、進行:出水麻衣(TBSアナウンサー)
(オグマナオト)
昨日のスポーツ紙の片隅に、こんな囲み記事があった。
石橋貴明、やっぱり引きが強いなぁ。
そう感じたのは、明後日4月6日、石橋貴明がMCを務めるスポーツドキュメンタリー番組「今夜解禁!石橋貴明のスポーツ伝説…光と影」(TBS系・21:00〜23:03)で、松井秀喜にまつわる物語を扱っているから。
制作するのが「バース・デイ」や「プロ野球戦力外通告」を制作するTBSスポーツドキュメンタリーチームだというから、それだけで期待してしまう。
今回番組では、スポーツ界の“知られざる裏話”にまつわる光と影をテーマに、大きく5つの物語を掘り下げていく。
1. MLB:NYヤンキースに入団した田中将大の知られざる友情物語
2. サッカー日本代表:柿谷曜一朗の挫折と香川真司との因縁
3. フィギュアスケート:キム・ヨナを支えた壮絶な家族の物語
4. 女子バレー:“メグカナ”こと栗原恵と大山加奈の友情と確執
5. 高校野球:松井「5打席連続敬遠」の陰で松井よりも屈辱を味わった男
中でも野球ファンであれば見逃せないのが、松井秀喜「5打席連続敬遠」の陰で起きた、もうひとつの物語だ。
石橋 あの雰囲気の中で、17歳18歳の少年たちがバッターボックスに立っているっていうのがスゴい。ああいう経験を、僕も高校時代に一度味わってみたかった。僕は応援しかしたことがなかったので……。知らなかった話ばかりを聞けましたね。
収録後の取材では、石橋に加えてゲストの古田新太と小栗旬も交え、番組の感想を語ってもらった。
── この番組を通して改めて感じたスポーツの魅力とは?
石橋 やっぱり、結果が全てだということですね。すごく感動もさせてくれるし、僕たちまで落胆してしまうような恐ろしいことも起こる。そしてその一瞬のために、どれだけの時間を彼らは費やしているんだろうと思うと、ただただ頭が下がります。彼らは遊びたい時間も削って戦っているからこそ美しい。そういうアスリートの姿を見るととても嬉しいし、ずっと応援していきたいなと思います。
古田 スポーツって改めて残酷なもので、だからこそ感動するんだろうなぁと感じました。そして、僕らは本当にそういうものが好きなんだなぁと。
小栗 でも、たとえばですけど、浅田真央ちゃんみたいに、1回で逆転できるのもスポーツのまたいいところであると思うし、柿谷選手にしても、5年間かかっても取り戻すことができるのがスポーツのスゴいところ。消えていく人がいる一方で、ある瞬間で全てが変わっていくというのもまたスポーツだなぁと思いましたね。
── 皆さん自身がスポーツから影響や刺激を受けたことは?
古田 僕はこの仕事について、色んなプロレスラーの方に会うことができた。その中で、アメリカのエディ・ゲレロという選手にインタビューをする機会があったんです。その人の売りが「ズルして頂き」。チャンピオンベルトもズルしていただくファイトスタイルのプロレスラーなんです。その人から「キミは、腕時計か指輪をしてるか? インタビューが終わったら俺はそのまま去っていくから、『腕時計がないっ』って叫べ!」と言われた。「すっげープロだ! こんな人たちを好きで良かった」と思いましたね(笑)
小栗 僕、中学校の同級生で、バトミントンでオリンピックに出た子がいるんです。その彼がオリンピックに出るというのを知って、「アイツ、そんなところまで行ったんだ!」と。それが、僕の背中を押してくれた部分はありましたね。同世代で頑張っている人の背中からは、すごく勇気をもらえます。
石橋 刺激を受けた……うーん、たくさんいて、ひとりを挙げることが難しいんですけど……野球でいえば、ドジャース・野茂英雄の第一球っていうのは刺激を受けましたね。僕もドキドキしながらゲームを見てましたけど、今思えば、あそこから随分たくさんの人が海を渡ったんだなあと。だから、今度のマー君第一戦も楽しみです。
─── この番組は「光と影」というテーマで、様々なライバルの物語が描かれています。あなたにとって「ライバル」とは?
小栗 ライバルですか……ありきたりかもしれないですけど、ライバルは自分自身かなって思います。
石橋・古田 さっっっっっすが!
古田 僕は香川照之かな………(笑)っゴメンゴメン、杉本哲太にしておいてください(笑)。
石橋 ……木梨憲武で(笑)。
「今夜解禁!石橋貴明のスポーツ伝説…光と影」TBS系2014年4月6日(日)21:00 〜 23:03
■出演者/MC:石橋貴明、ゲスト:古田新太、小栗旬、進行:出水麻衣(TBSアナウンサー)
(オグマナオト)