Androidスマホを見つめるだけでロック解除!混雑した電車内でも片手で簡単にスマホを起動する裏技

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スマートフォン(スマホ)は、バッグやポケットからサッと取り出して起動し、使い終わったらサッとしまうといったように手軽に起動と終了ができる点がパソコンとは違う便利なところと言えます。

しかし、紛失・盗難などに備えて、起動時のロック画面で暗証番号やパターンなどのロックをかけることが推奨されているほか、企業によっては、社内に持ち込むスマホには画面ロック設定が義務付けられるケースも増えてきました。

暗証番号やパターンによる認証ロックは、他人にスマホの中身を不用意に見られることを防止する上で必要な機能ですが、使い勝手からみればスマホを使うたびに暗証番号やパターンを入力しないといけないため面倒だと感じている人も多いことでしょう。

面倒だと感じる要因の一つに、片手だけで暗証番号やパターンの入力がし難いという点があります。特に最近の大画面化したAndroidスマホではタップしたい所まで指が届かなかったりもします。

暗証番号やパターンによる認証ロックはセキュリティを考えれば必要ですが、スマホの手軽さを損なっているのは確かです。そこで、画面ロック認証を設定しても、Androidスマホを片手で簡単に起動できる、ちょっとした裏技を使ってみましょう。

方法は簡単です。設定>セキュリティ(ロック画面)>画面ロックから、「フェイスアンロック」を選択します。あとはガイダンスの手順に従い認証する自分の顔をインカメラで撮影して登録すれば完了です。

フェイスアンロックは、機種によっては設定項目の表示やフェイスアンロック以外のセキュリティ方法に置き換えられている場合もありますが、原則Android OS 4.0以降で標準搭載されています。

このフェイスアンロックを設定すると、スマホの起動時にインカメラが起動して画面に自分の顔を映し出し、登録された顔と照合して、同じと判定されればスマホのロックが解錠されます。

Androidスマホの画面を覗き込んでいるだけで画面ロックが解錠されるので、両手操作がし難い場面でも、片手で簡単にスマホを起動できます。

顔認証を失敗した場合や顔認証をスキップした場合は、“予備認証として”暗証番号かパターン入力で解錠できます。

ちなみに、メガネを着用している人は、メガネをかけた状態で自分の顔を登録すると、メガネを外した状態では、認証されないのでご注意を。

また、手軽さだけでなく、セキュリティを重視するという意味でこのフェイスアンロックの超裏技的な使い方もできます。例えば、普段メガネをかけていない人が、メガネ着用で登録をすれば、メガネなしだと認証されませんので、寝ている間や写真を使って他人がロックを解錠しようとしても認証されません。つまり身近な家族や知人であっても簡単には解錠できないといった使い方もできます。