モンハンだけじゃない。フローチャート診断であなたにぴったりの「狩りゲー」教えます

狩りゲーの秋ですね。
といってもモンハンしかやったことない方、そもそも狩りゲーって敷居が高くて……という方、狩りゲーって何？という方いると思います。

今回は、今出ている狩りゲーの中からいくつかピックアップしてご紹介。

まず、「狩りゲー」について。
・一定のマップで（討伐・採取を含む）ミッションを達成するのを目的としたゲーム。
・キャラの後ろからの視点でのアクション。
・協力プレイができる。
というのを前提にします。

初心者の方は、以下のフローチャートで選んでみてください。

Q1・狩りゲー歴はどのくらい？
未体験〜まあまあ。→Q2へ
全部やり尽くしたぜ！→Gへ

Q2・協力プレイメインでやりたい？
協力プレイメインがいい！→Q3へ
ソロメインかなー→Q4へ

Q3・キャラの操作は……
テクニックで挑みたい！→Aへ
レベル上げがしたい→Bへ

Q4・キャラクターメイキングはどうしたい？
凝りたい、超凝りたい！→Bへ
衣装くらいは変えたいかな→Q5へ

Q5・戦いといえば殺伐としたものだろう？
そのとおりだ、命の駆け引きだ！→Dへ
いや、のんびり暮らしたいです。→Aへ
ちゃんとしたストーリーが欲しいかな→Q6へ

Q6・戦う場所はやっぱり……
昔でしょう！→Cへ
未来とか？→Eへ
剣と魔法の世界かな→Fへ

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Ａを選んだあなた
モンスターハンター４がオススメです。
難易度…★★★
オンライン充実度…★☆☆
スピード感…★☆☆
やりこみ度…★★★
ロックオン機能…ターゲットカメラ制

なんといってもプレイヤー人数が多い。電車の中はハンターだらけ。
オンライン協力プレイもWi-Fiで出来て手頃（結構落ちます注意）。すれ違い機能もあります。
ただ、狩りゲーの代表作としてあげられるこの作品、難易度的には最も高い方です。
初心者が迂闊に大剣とかハンマー使うと、大変なことになります。片手剣か太刀から始めましょう。
無印からやってる人には４は「ヌルい」と言われます。いや、全然ヌルくはないよ！　今回挙げた中では、操作の不親切さはダントツです。
もっとも、初代から徐々に進化して、洗練されました。ターゲットカメラでモンハン持ちがいらなくなったのは大きな進歩。
ただ、爽快感や素早さを求めるなら他のほうがいいでしょう。じっくり操作技術を磨いて長い目で遊ぶゲームです。
テクニック重視なので、アクションゲームとしてのやりこみ度合いは抜群。過去作品は無理にやらなくても大丈夫。
敵も多いし、作れる武器も多い。プレイスタイルも自由度が高い。発想次第でいつまでも遊べます。
３DSゆえに画質はちょっと落ちますが、PSP版と比較すると、あんまり気にはならない程度。
あと「狩猟して食う」という、敵との戦闘ではなく「狩り」のスタイルのゲームはこれだけ。元祖にして、オンリーワンです。
初心者は、教えてくれるプレイヤーがとにかく多いので、そういう意味でもここからスタートするのがいいです。
モンハンが苦手な人は、他のゲームやるとプレイしやすくてびっくりするかも。

Ｂを選んだあなた
ファンタシースターオンライン２をオススメします。
難易度…★★☆
オンライン充実度…★★★
スピード感…★★☆
やりこみ度…★★☆
ロックオン機能…一度のロックオンでOK

一番の売りは、Vita版・PC版ともに無料。課金は衣装類がメインなので、なくてもほとんど問題ないです。
宇宙を渡って、異星の敵を倒すSFスタイル。もともとオンラインRPGで、キャラがレベルアップするして使えるスキルが増える仕様です。
他の狩りゲーはレベルアップがなく、基本武器とテクニック次第なのに対し、こちらは転職・セカンドジョブサブクラスも含めてレベルアップが重要です。
出てくる敵やボスも、巨大生物だけでなく、巨大機械など割りとなんでもあり。
注目したいのはキャラメイクとオンラインマッチングのしやすさ。
PSO2のキャラメイクの幅の広さは尋常じゃない。顔や髪型のバリエーションはもちろん、体型まで細かくいじれるので、子供からホバーロボまで自由自在。ロリコンのぼく大歓喜な仕様です。
また、基本がオンラインゲームなので、ロビーに行くと色んな人がいます。PCとvitaでの協力プレイも可能。ミッションをやる場合も、野良（知らない人とプレイすること）が大変やりやすい。協力プレイを体験するにはもってこいです。
難易度もマルチプレイならそこまででもない。気軽にワイワイやるにはオススメ。

Cを選んだあなた
討鬼伝をオススメします。
難易度…★★☆
オンライン充実度…★★☆
スピード感…★★★
やりこみ度…★☆☆
ロックオン機能…ロックオンあり、投擲武器は部位ロックオンあり

純和風、鬼を退治するゲームです。
巨大な鬼は体の部位ごとに耐久力があるため、それぞれを破壊し、アイテムを入手していきます。
村を守るために戦う、という割とこじんまりしたストーリーが魅力的です。
武器には、歴史上の人物由来の「御霊」を組み合わせてセットすることで、無数のプレイスタイルを組めるのが魅力。攻撃力特化もよし、クリティカル専門もよし、運狙いさいころキャラにするもよし。
その御霊によって、アイテムの持ち込みを廃止したのはすごい画期的。回復薬いらないんです。
また、とにかくロックオン機能が非常に優れている。体力ゲージもちゃんと見えます。
初めてプレイするなら、弓を選択して、逃げながらロックオンで矢を溜めうちしまくるのがお手軽で楽しいです。部位破壊しまくるのがこのゲームの醍醐味。
ストーリーに関わるNPCが結構賢く立ちまわってくれるため、ソロプレイメインで遊べるように作られています。
モンハンの剥ぎ取りのかわりに「鬼祓い」という時間がかかる作業をしないといけないので、CPU含む協力プレイは重要。復活も鬼祓いしてくれさえすればいくらでもできるのも特徴。
初心者向けにも、熟練者向けにもよく出来た難易度と作り込みで、個人的にはオススメの作品。オンラインで協力プレイ可能です。
ただ、敵のザコやボス・マップが少ないのが難点。今後続編に期待です。

Ｄを選んだあなた
ソウルサクリファイスをオススメします。
難易度…★★★
オンライン充実度…★☆☆
スピード感…★★☆
やりこみ度…★★★
ロックオン機能…ホールドロックオンあり

殺人ゲーです。殺伐としています。
倒すモンスターは人間が変異してしまった存在。戦闘後に人間に戻るんですが、「救済」するか「生贄」にするかの選択肢があります。生贄にしたら当然相手は死ぬ。命を自分の手に握るの感覚はゾワっとします。
加えて、味方が倒れた時に、助けるか、生贄にして強力な魔法を発動させるかの選択もします。
命の駆け引きが露骨に出ている、魔法バトル。協力プレイではなく、共闘です。
グラフィックは非常に気味が悪くステキ。ボタンひとつで繰り出す魔法は派手で、爽快感も抜群です。
操作が特殊なので、なれるまでは大変です。敵や魔法やミッション数は多く、刻印システムなどもあるためやりこみ度は高め。
自分の禁忌を犯してリスクを背負って大魔法を使ったり、生贄をつかいまくれば簡単になりますが、そこが非常にリスキー。生きるか死ぬかが常にあるシビアなゲーム。
もうすぐ「ソウルサクリファイスデルタ」が発売になるので要チェックです。
こんな世界観なので、「かわいい女の子キャラ」を作るのは期待しないでください。
これもオンラインプレイ可能です。

Ｅを選んだあなた
ゴッドイーター２をオススメします。
難易度…★★☆
オンライン充実度…★★☆
スピード感…★★★
やりこみ度…★★☆
ロックオン機能…ロックオンあり

出たばっかりです。できれば『ゴッドイーターバースト』からやるのがオススメですが、２からでも大丈夫。
近未来風の世界で、神機を用いて戦う、ストーリー濃いめ作品。
キャラクターがかなりそれぞれ立っているので、アクションRPG風の狩りゲーがやりたい人ならこれ。スケールは壮大です。
一番の売りは、どの装備でも遠距離と近距離両方を使って戦闘できるということ。だからとにかく動きまくる。
遠距離武器は使いきったら、近距離で攻撃しないとエネルギーが回復しません。ずーっとイモスナイパーするというわけにはいかない。この緩急が楽しい。
展開は早くて、１ミッション１０分かからないことが多いです。
敵はごっそりでてくるので、近づいたり離れたりを繰り返しながらスピーディーに切り返すのが重要です。モンハンみたいにじっくり間合いを計って……とかやってると死にます。ガンガン攻めて、防いで、反撃しましょう。
神機は捕食機能が付いており、生きている状態の敵を捕食すると強力な弾を補充できます。それを繰り返し、仲間内で受け渡ししまくることでバースト状態が続きます。そうしたら強烈な攻撃が続けられます。「俺たちツエー！」ができます。NPCも頭いいので、一人でもテンションあがります。
ブラッドアーツというスキルでプレイスタイルも変わるので、やりこみ度も高いです。前半はサクサク進みますが、後半になると鬼難易度になるので、がんばってください。
出てくるキャラの魅力は狩りゲーの中ではダントツクラス。特に１から登場しているアリサは下乳キャラとして大人気です。
今回のオススメは、おでんパン大好きのナナチャン（下乳）。
協力プレイはオンラインではできず、直接かPS3経由のアドホックモードのみなので注意。

Ｆを選んだあなた
ラグナロクオデッセイエースをオススメします。
難易度…★★★
オンライン充実度…★☆☆
スピード感…★★★
やりこみ度…★☆☆
ロックオン機能…なし

今はパズドラでノリノリのガンホー。「ラグナロクオンライン」の世界観をそのままに、狩りゲーに進化させた作品。
見たことある敵やキャラ、顔アイコンなどが出てくるので、今までROをやっていた人にはニヤリとできるポイントの多い、楽しい作品です。
ただ、とにかくザコが強い。すぐ囲まれます。
じっくりしてられません、常になんかボタン押してないと死ねます。ボス戦でザコに巻き込まれて死ぬとかざらです。いや元々ROもそういうゲームだったけどさー。
多分狩りゲーとしては最大級にでかいボスキャラも登場。多段ジャンプで駆け上って、ヒュンヒュン飛び回りながら攻撃するのは面白い発想。
スピード感は抜群なんですが、とにかく操作が厄介なのと、早い割にしっかり考えないと殺されるので、なかなかマゾゲーです。だからこそ挑戦のしがいはあります。
グラフィックはマンガチック。音に重みがないのと、ボスが少ないのは、そういう世界観だからしょうがないのですが、もうちょっと調整した続編が見てみたいところです。

Ｇを選んだあなた
ここは一つどうぶつの森シリーズで、嫌がらせライフを駆使して、殺伐とサバイバルしましょう。

（たまごまご）