「苦手」発言の背景を語った山里亮太

写真拡大

 お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が1日、著書「ニュースの読み方教えます!」と「山里亮太の『たりない』英語」の同時発売記念サイン会を福家書店 新宿サブナード店で行った。先月、ラジオ番組におけるタレント・芹那への「苦手」発言で話題を呼んだ山里は、囲み取材で「仲直りしたいです」と和解を希望。一方、同書をアピールするため頭を下げると、「謝罪会見みたい」と自虐的に笑い飛ばしていた。


 「苦手」発言の背景について山里は、芹那がバラエティー番組で、「こんな男は絶対イヤだ!」という対象に山里を挙げていたのが発端と説明。前髪を直す山里のしぐさに嫌悪感をあらわにする発言まであったといい、これをたまたま見ていたという山里は「一緒に仕事をしたときはいい感じだったので、すごく嫌われているのをああいう形で知ってしまって……。ショックがでかくて」と陰で笑いものにされて大きく落ち込んだという。


 しかし、今回の自身の発言については「ブスの嫉妬心が招いた事件と思っていただければ」と非は自分にあるとし、「失恋した男が、フッた相手に対してかみついてしまったようなのを、(ニュース)記事に拾われちゃって。『自分がまいた種』って言葉が本当に似合うんですよね。刈り取るときに手が傷だらけになるんですよ」と苦笑い。



 芹那とは「仲直りしたい」と力なく話し、和解の場として「わたくしのラジオ番組で謝罪の場所を設けていただくか、(バラエティー番組)『アウト×デラックス』の苦手な人に会うコーナーで、お願いできるなら(司会の)矢部浩之さんとマツコ・デラックスさんにセッティングしていただければ」と希望していた。



 「ニュースの読み方教えます!」は山里が政治や外交、経済などで昨今の気になるキーワードをわかりやすく紹介するニュース解説本で、山里は「僕も何も知らない状態でいちから教えてくれる人に聞いているので、今からニュースを読む人に参考書として読んでいただけたら」とアピール。また「山里亮太の『たりない』英語」はコミュニケーション下手な人でも、英会話ができるようになるテクニックが記されている。(取材・文:中村好伸)



「ニュースの読み方教えます!」(税込み1,200円 / ヨシモトブックス)、「山里亮太の『たりない』英語」(税込み1,365円 / KKロングセラーズ)は発売中