犬にかまれたときの対処法

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近年はペットブームで、犬を飼っている家庭が増えています。

犬は群れを大切にする生き物であるため、人間に飼われていれば飼い主のいうことをしっかりと聞いて従いますが、ふとしたことで飼い主にかみついたり、若しくは他の誰かにかみつく可能性もあります。

そこで今回は、犬にかまれたときの対処法や、犬への対応の仕方についてご紹介します。

■日本では狂犬病の可能性は極めて低い狂犬病は最も致死率が高い病気として知られており、発症後の有効な治療法は現在のところ存在していません。

かまれると唾液とともに狂犬病のウイルスが体内に運ばれて、人間に感染します。

しかし、日本で飼育されている飼い犬は登録と狂犬病ワクチンの接種が義務化されているため、日本国内でかまれた場合、狂犬病の感染の可能性は極めて低いと考えられます。

また、狂犬病のウイルス自体は非常に弱いため、かまれたとしても、すぐによく洗い消毒を行えばウイルスはほぼ死滅します。

その後、医療機関で処置を行いましょう。

参考サイト ・Wikipedia 狂犬病■保健所へ届け出て適切な対処を飼い主がそばにいるなら、犬をすぐにかまれた人から離して落ち着かせます。

飼い主が不明な犬にかまれた場合は保健所にすぐに連絡して捕獲してもらいます。

保健所に連絡することで、犬の検診状態の確認や、飼い主への再発防止の指導を行ってくれますので、必ず連絡しましょう。

■なぜ犬はかんでしまうのか犬種や性別によっても異なりますが、ふだんはかむそぶりを見せない犬が突然かんだ場合、ふだんと違う環境や状況におかれたことが、極度の緊張状態となってストレスを感じ、威嚇や防衛本能で行動を起こしてしまう可能性が考えられます。

日ごろからしつけを徹底していても、慣れない人や犬がテリトリー内に入ってくることで攻撃性が増す場合も。

初めて出会う犬はたとえ飼い犬であっても、急に手を出してさわろうとしたりしないようにしましょう。