女優だけでなく、監督やプロデューサーとしても活躍するジョディ・フォスター

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 映画『告発の行方』や『羊たちの沈黙』で、二度のアカデミー賞主演女優賞を獲得した演技派女優ジョディ・フォスターが、セシル・B・デミル賞を授与されることになったと、ゴールデン・グローブの公式サイトが伝えた。

 同賞は、ハリウッド外国人映画記者協会が主催するゴールデン・グローブ賞で、長年にわたって映画界に貢献してきた人物に贈られる名誉ある賞。このたび、来年の1月13日に行われる第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、女優だけでなく、監督、プロデューサーとしても活躍するジョディ・フォスターに同賞が贈られることが決まったようだ。

 ジョディ・フォスターは1962年ロサンゼルスで生まれ、幼いころからコマーシャルに出演し、テレビドラマの子役としても活躍した。1972年に『ジョディ・フォスターのライオン物語』で映画デビューを果たすが、最も注目されたのは13歳のときに娼婦役を演じた映画『タクシードライバー』だ。その後は学業に専念しイェール大学を卒業、そして復帰後、二度のアカデミー賞主演女優賞を受賞し、映画『リトルマン・テイト』で監督デビューも果たした。現在は女優、監督、プロデューサー、そして母親業のバランスを図りながら仕事をこなしているようだ。

 ちなみに『タクシードライバー』でタッグを組んだマーティン・スコセッシ監督やロバート・デ・ニーロは、すでにセシル・B・デミル賞を受賞していて、女性での受賞は2000年に受賞したバーブラ・ストライサンド以来となる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式は2013年1月、AXNにて日本初放送