意外な“干物女”ぶりを明かした綾瀬はるか

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 14日、『映画 ホタルノヒカリ』の完成披露試写会が東京国際フォーラムで行われ、主演の綾瀬はるかが、映画にちなみ“干物女”かどうか聞かれ、「めんどくさがり屋なので、家に帰るとパンツ(ズボン)と靴下を一緒に脱いで、着替えて楽な格好になります」と“干物女”ぶりを明かした。

 この日綾瀬は「わたしは“干物女”です」と即答したが、“干物女”とは、恋愛を半ば放棄してぐうたら過ごす女性のこと。2007年、2010年に放送されたドラマ版からそんなヒロイン雨宮蛍を演じている綾瀬は「最初にホタルを演じたのが22歳で、そこから3回も演じる機会があり、映画にしていただきました。こういう日を迎えてうれしく思います」と映画の完成に感慨深くあいさつ。

 映画版となる本作では、1か月以上のイタリアロケを敢行。綾瀬にとっては本作が海外ロケ初体験となったそうで、「すごく暑くて、なかなか目をパチッとあけられないほどまぶしかったです。食事もランチボックスでパスタとか生ハムとかデザートのケーキが付いていて、すごくおいしかった。コロッセオにも行きました」とローマをたっぷり満喫したことを明かした。

 この日のイベントには、綾瀬のほか、藤木直人、松雪泰子、手越祐也、安田顕、板谷由夏、吉野洋監督が登壇。「自身は“干物女”?」の質問には、綾瀬以外の女優陣もそろって“干物女”と告白。松雪は「家に帰ったら疲れる格好は嫌じゃないですか。すぐスウェットになります」、板谷は「まず帰ったらビール飲んで、ほとんどジャージみたいな格好でいますね」とカミングアウトした。

 『映画 ホタルノヒカリ』は、女性漫画雑誌「Kiss」に連載されたひうらさとるの同名漫画の映画化作品。イタリアのローマへ新婚旅行で訪れた“干物女”こと雨宮蛍(綾瀬)と“ぶちょお”こと高野誠一(藤木)の前に、イタリア版干物女とでもいうべき莉央(松雪)と弟の優(手越)が出現。奇妙な親睦を深める中、高野部長が何者かによって誘拐される。(取材・文:中村好伸)

『映画 ホタルノヒカリ』は6月9日より全国公開