「柔道家の吉田秀彦(41)が所属する事務所が韓国の女性7人組『T-ara』と3億5000万円という破格な契約を結んだようです。K-POP市場が荒らされる、として音楽関係者は危惧していますよ」(レコード会社幹部)

 吉田秀彦といえば、バルセロナ五輪の柔道男子78キロ級金メダリスト。'02年、総合格闘技に転向し、プロ格闘家として活躍。昨年引退。現在は、関東近県に7つの道場を持つ吉田道場師範の柔道家だ。
 「この事務所はアスリートだけではなく、ミュージシャンや文化人のマネジメントもやっている。青森・八戸市の美しすぎる市議の藤川優里も所属しています」(芸能関係者)

 さらに、事務所の内情に詳しいスポーツマネジメント会社関係者が続ける。
 「事務所のK社長と吉田は、学生時代からの親友。プロ格闘技家に転向した際、辣腕を振るったマネジャーでもあります。吉田とは一心同体のような関係です」

 また、K社長は'97年に自殺した女優の可愛かずみさんの婚約者だった人物だ。
 「K社長とは、その年に“七夕婚”する予定だったことから“悲劇の婚約者”として同情されたものです。当時、可愛さんの親友だった女優の川上麻衣子と噂になったのが吉田。吉田がK社長に可愛さんを紹介したんですよ」

 可愛さんが自殺した年の'97年にK社長は同事務所を設立。マネジメントの世界に足を踏み入れた。
 「どの業界も不景気だというのに、羽振りがいい。先月も銀座の高級クラブ『R』のVIPルームを借り切っていました。ホステスのドレスをめくったりして、派手に遊んでいましたよ」(大手プロ幹部)

 冒頭の『T-ara』は9月に日本デビューする。
 「この先も資金力をバックにK-POP歌手を買い漁るという情報もある。3億5000万円という価格で獲得されたら、日本のK-POP市場は崩れますよ。一体、どこにそんな資金があるのか? 国税も関心を寄せています」(前出・レコード会社幹部)

 一本勝ちできるか。