コーラ飲料市場に「甘くない」という新たな価値を提案するべくPEPSIが打ち出した新商品「PEPSI DRY(ペプシドライ)」が今日から発売されていたので、さっそく買ってきて飲んでみました。

「従来のペプシコーラと比べると甘さは半分以下」「今までにないすっきりとキレのある味わい」というウリのようなのですが、その味は想像した以上に特徴的で、「これは本当にコーラ飲料なのか?」と一瞬疑ってしまうほど。

「ペプシドライ」の詳細や味については以下から。PEPSI DRY
http://www.pepsi.co.jp/dry/menu.html


これが5月24日(火)発売の「ペプシドライ」 (税込147円)


ラベル正面には「甘くないコーラ」という、何ともストレートな文字が。


原材料名は先に書かれている物の含有量が多いため、甘くないというウリとは裏腹に「果糖ぶどう糖液糖」がしっかり入っているようです。


糖類が含まれているため、カロリーは100mlあたり21kcalとなっています。内容量は490mlなので、1本飲みきると102.9kcal摂取することになります。


「従来のペプシコーラと比べると甘さは半分以下」「ペプシコーラ比糖質50%オフ」ということだったので比較対象を購入しようとしたところ、ノーマルのペプシコーラではなく、今期放映アニメ「TIGER&BUNNY」とタイアップするなどプロモーションに力を入れている「ペプシネックス」以外見つからなかったので、ひとまずこちらと比べることに。


「ペプシネックス」のウリはゼロカロリーなので、当然ながら100mlあたり0kcalとなっています。


原材料名にはアスパルテームなど甘味料の名前がずらり。酸味料が一番最初に書かれているのがやや意外です。


コップに注いでみたところ、ほとんど色味に差はありませんでした。


まずは「ペプシドライ」から飲んでいきます。口にした瞬間、本当に甘みを感じなかったのにまず驚きました。後味はスッキリしていて嫌な甘みなどが口に残ることもなく、微炭酸の細かい泡も心地よくゴクゴク飲めます。うっすらとコーラの風味がするもののほとんど無味の炭酸水に近く、コーラをコーラたらしめている要素が甘さと一緒にごっそり消えてしまっているような気もしました。甘みをほぼ感じない飲料でありながらノンカロリーではないというあたりに納得できるかどうかは人それぞれですが、味としてはなかなかアリです。

その後「ペプシネックス」を飲んでみたところ、ドライの味に慣れた後だとものすごく甘く感じました。ゼロカロリーではあるものの、飲んでから甘味料特有のややべたついた甘さが舌にまとわりつく感覚があるので、「普通のコーラ飲料ではカロリーが心配だけど、ゼロカロリー系の甘味料の味が苦手」という人や、これまでのコーラ飲料が甘すぎると感じていた人は一度飲んでみてもいいかもしれません。

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