「本を出すには、どうしたらいいんですか?」

という質問をいただくことが良くあります。

私も2冊目の著書を出したばかりですから、自信をもって「こうすれば出版できる!」と答えられるレベルではないというのですが、それでも、苦労をした分だけなにがしかの参考にしていただけるかと思い、経験を共有させていただきます。

実際、私自身の経験から言っても、本を出しているというだけで人間力が5倍ぐらいアップする感じ。たとえて言うならば、ピカチュウがライチュウに進化するようなものでしょうか。

もちろん、自分自身が大きく変わるわけではないのですが、著書があるかないかで人からの見え方はずいぶん違うようです。

「有名人経済」とも言われるように、人からの評価がビジネスにおいて価値を増す中、士業で独立されている方はもとより、会社勤めのビジネスパーソンでも自分のブランドを立てることが成功パターンの一つになっているようです。

本の出版に取り組む一つのきっかけに、本稿がなれば幸いです。

さて、ものすごく分かりやすく言うならば、本の出版でブランドを築くまでは7ステップで説明できて、

 1. 企画書作成
 2. 編集者と折衝
 3. 企画再構成
 4. 執筆
 5. 編集
 6. プロモーション
 7. 展開

となります。

私自身が一番ハードルが高いと感じたのは、なんと言っても1番の「企画書作成」。

近著「ほんとうに使える論理思考の技術」の企画書も、初めの頃のはたどたどしくって、今読み返すと自分でも恥ずかしくなります。最終的にはバージョン5までブラッシュアップして、初めて担当の編集、中経出版のN村さんのお眼鏡にかなうものになりました。


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