任天堂がBlu-rayを搭載した新型のWiiを来年発売か、フルHDに対応したゲームも
先日、任天堂がさらに大画面になった新型ニンテンドーDSやマジコン対策を強化した「ニンテンドーDSi」を発売すると日本経済新聞社が報じたことが大きな話題を集めましたが、新たにBlu-rayドライブを搭載してフルHDに対応したゲームをプレイできる新型のWiiが来年に発売される可能性があるという情報がリークされました。
あくまでウワサの域を出ない情報ではありますが、任天堂はハイビジョンに対応したWiiの投入時期について「世界中でハイビジョンが一般的になった時に投入するであろう」と6月に述べているため、ハイビジョンテレビの世界的な普及動向によっては考えられる話ではあるのかもしれません。
MAXCONSOLE - Nintendo Wii - Exclusive: Wii 2 specs leaked, Blu-ray enabled and 1080p support?
海外のゲーム情報サイト「MAXCONSOLE」によると、これまで数多くの内部情報を含めたリーク情報をMAXCONSOLEに提供してきた「Artik」という人物が「2010年第3四半期に任天堂がWiiの後継機種を全世界同時発売する」という情報を提供したそうです。ちなみに後継機種の正式発表は発売の1ヶ月前に大々的に行われる予定。
情報の出どころは任天堂のフランス法人のマーケティング部門とされており、Wiiの後継機種はBlu-rayドライブを搭載することで従来の解像度のゲームに加えて、1080PのフルHDに対応したゲームもプレイできるようになるほか、Blu-rayの映像ソフトを視聴できるようになるとのこと。また、Blu-rayドライブを採用する背景には海賊行為を防ぐねらいもあるとされています。
なお、PowerPCベースの「BroadWay」と呼ばれるプロセッサをWii向けに開発したIBMに対して、任天堂ならびにWii事業で任天堂と協業関係にあるFreescale Semiconductorがシステムや技術開発などの仕事を大量に発注したことが7月に明らかになっていますが、なんらかの関係はあるのでしょうか。
時を同じくしてIBMに大量の発注を行った上に、PS3の部品を製造している台湾のOEMメーカーに大増産を要請したソニーが8月に薄型・軽量化に成功して低価格になった新型PS3を発表しただけに、今後の展開が非常に気になります。
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