移籍マーケット開幕を前に、何かと騒がれているのがレアル・マドリーのデイビッド・ベッカムだ。アメリカのMLS(メジャーリーグ・サッカー)入りが噂されたが、インテル移籍の可能性も取り沙汰された。しかし、ベッカムと同ポジションには、かつてのチームメイトであるフィーゴがいる。ベッカムかフィーゴか。選択を迫られたインテルフロントは、この度ひとつの結論を下したと言われている。モラッティ会長はベッカム獲得話を否定、フィーゴとの契約延長を決意したようだ。昨シーズン、レアル・マドリーより移籍したフィーゴは、1年契約のため今シーズン終了後に契約が切れる。しかし、リーグ、チャンピオンズリーグの2冠に意欲を見せるインテルには、常時出場は難しくても、勝負のすべてを知り尽くすフィーゴのような存在は欠かせない。モラッティ会長も、その働きを評価していることもあり、どうやら今シーズン中に2年の契約延長が結ばれるのは確実となっている。