4回1死、源田がソロを放つ(16日)=大原一郎撮影

写真拡大 (全3枚)

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」1次ラウンドB組で日本代表「侍ジャパン」は16日夜、地元の台湾と台北ドームで第3戦を戦い、3−1で勝って開幕3連勝。

 2次ラウンド進出に大きく前進した。(デジタル編集部)

4番・森下の犠牲フライで先制

 侍ジャパンは初回、敵失と小園(広島)の四球などで一死一、三塁とし、4番・森下(阪神)の右飛で、三塁走者の桑原(DeNA)がタッチアップして生還、幸先よく先制した。

辰己が左越えにタイムリーツーベースで加点

 三回は二死三塁から、辰己(楽天)が左越えにタイムリーツーベースを放って2点目を挙げた。先発の才木(阪神)は初回、二回とヒットを許したが、三回を無失点で立ち上がった。

才木が好投、鈴木昭の好救援でピンチしのぐ

 侍ジャパンは四回一死、源田(西武)が右越えにソロ本塁打、リードを広げた。

 才木は六回二死一、二塁で降板したが、2番手の鈴木昭(ロッテ)が無失点で切り抜けた。才木は5回3分の2を3安打無失点、5三振の好投だった。

北山が被弾、2点差に迫られる

 侍ジャパンは七回から登板の北山(日本ハム)が、戴培峰にソロ本塁打を許し、2点差に迫られる。

 八回は続投した北山が、九回は連投の大勢(巨人)が、ともに三者凡退で締めて逃げ切った。

 1次ラウンドは、出場12チームが6チームずつ2組に分かれて総当たり戦を行い、各組の上位2チームずつが、21日から東京ドームで始まる2次ラウンドに進む。

 日本のスタメンは以下の通り。

▽1番レフト・桑原(DeNA)、2番セカンド・小園(広島)、3番センター・辰己(楽天)、4番ライト・森下(阪神)、5番指名打者・佐野(DeNA)、6番ファースト・牧(DeNA)、7番ショート・源田(西武)、8番サード・紅林(オリックス)、9番キャッチャー・坂倉(広島)、先発投手・才木(阪神)