選手会主催でトライアウト継続も 森事務局長「選手にニーズがあるならやめる選択肢はない」球場手配など課題
「12球団合同トライアウト」(14日、ZOZOマリンスタジアム)
プロ野球で戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが14日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われ、45人が参加した。日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は今年限りで廃止される可能性がある12球団合同トライアウトについて「12球団の持ち回りが区切り。普段から(編成担当は)見ているので、必ずしもこの場を見て取らないというのは理解している」と話した。
今年8月のNPBと日本プロ野球選手会の事務折衝で、各球団の編成担当はシーズンから選手をチェックするため、トライアウトの必要性は低いことが問題提起され、来年以降も継続する場合は選手会が主催することを提案されていた。
ただ、森事務局長は「選手にニーズがあるならやめる選択肢はないのかなと今日見ていて思った」とし、「球場をどうするか、球場の手配。課題を考えないといけない」と案を練っていく考えを明かした。