台湾に到着した森下(撮影・山口登)

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 日本代表の阪神・森下翔太外野手(24)は14日、名古屋から台湾入りし、台湾での1次リーグでも活躍を誓った。13日のオーストラリア戦(バンテリン)ではチーム唯一の猛打賞と大暴れ。「アウェーで勝った方が気持ちいい」と自信をのぞかせた。

 台湾では小学校高学年の時、地元の選抜チームで遠征経験がある。試合の記憶こそないが、今回が2回目。「日本でやる国際試合と違って、圧倒的アウェー」と雰囲気には警戒した。球場の景色や応援ムードなど、環境がガラリと変わるが、そこはどっしりと構えた。

 特に16日の台湾戦は自国開催の熱狂ぶりがすさまじいだろう。「打って黙らせるみたいなの面白いです。やりたいですね」。オーストラリアの追い上げムードを止めた男が、台湾でも日本を勝利へ導く。