デイリースポーツ評論家・岡義朗氏(左)と談笑する藤川監督(撮影・中田匡峻)

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 「阪神秋季キャンプ」(14日、安芸)

 阪神の藤川球児監督(44)が14日、佐藤輝明内野手(25)の取り組みに太鼓判を押した。3日ぶりのランチ特打で4連発を含む47スイング中16発を放った主砲を「進んでいく方向は理解している」と信頼。「現役が終わるまでやり続けないといけない」と向上心の必要性を強調した。藤川監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 −ランチ特打はファンが喜ぶような2人(佐藤輝、野口)だった。

 「僕はお客さんじゃないから(笑)メニュー組んでるのも自分じゃない。暖かかったから良かったんじゃないですか」

 −佐藤輝も野口も長打が魅力。

 「見に来た方が喜べばいいことで、選手たちがいい打ち方ができたかどうかは、また選手に聞いてくれたら」

 −侍ジャパンの試合は。

 「全然知らないです(笑)。申し訳ないけど全く見られていません」

 −森下が活躍している。

 「4番に入ってるのは知っています、新聞で。新聞は派手だから(笑)」

 −才木の投球は。

 「あのレベルの選手だと活躍して当たり前だと思う。ケガなく帰ってきてほしい。実力が十分足りてるのは分かっているから」

 −16日の紅白戦の位置付けは。

 「コーチたちに任せている。僕がしなければいけないのはリスク管理なので。けがであったりとか、全体像を見なきゃいけない。誰がどの打順というのは任せてある」

 −選手個々は目的意識を持って。

 「選手それぞれについては、各担当コーチがやらなきゃと思っているでしょうし、僕が触ることはないと思っている。まだ来シーズンの“のりしろ”をつけているところなので、丁寧にですね」