アル・サハフィはサウジアラビア代表にも招集されている photo/Getty Images

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元オランダ代表FWディルク・カイトの下、苦戦が続いているベルギー1部のベールスホット。今そのチームで救世主となりつつあるのが、今夏にサウジアラビアのアル・イテハドからやってきた20歳の大型サウジアラビア人FWマルアン・アル・サハフィだ。

始まりは10月18日のアンデルレヒト戦で、アル・サハフィは2ゴールを挙げてチームの2-1勝利に貢献。これがベルギーリーグ第11節にしてベールスホットの初勝利だった。

そして迎えた11月10日のクラブ・ブルージュ戦。アル・サハフィは再び2ゴールを決め、チームは2-2の引き分けでゲームを終えた。何とも寂しい話だが、ベールスホットがリーグ戦で得点を挙げたのは前述のアンデルレヒト戦以来のことになる。つまりこの1ヶ月、ネットを揺らしたのはアル・サハフィだけなのだ。

サウジアラビア代表の方では今年6月にデビューを果たしており、今月のメンバーにも招集されている。188cmとサイズがあり、足下の技術もなかなかに面白いものを持っている。

ベールスホットからのステップアップも狙えるはずで、サウジアラビアに楽しみな新星が現れた。