イヨ・スカイ（右）とカイリ・セイン（左）はダコタ・カイと再合体　©WWE

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　ＷＷＥ人気ユニット「ダメージＣＴＲＬ」のイヨ・スカイ＆カイリ・セインに、強力なパートナーが帰ってきた。

　ダメージＣＴＲＬは５人のユニットだったが、今年に入ってリーダーだったベイリーを追放。�狃�帝�瓮▲好�とダコタ・カイは負傷で欠場しており、イヨとカイリの２人でユニットを守っていた。

　１１日（日本時間１２日）のロウ（ミシガン州グランドラピッズ）ではバックステージで、先週のロウで女子世界王者リブ・モーガンへの挑戦権をゲットしたイヨが意気込みを語っていたところに、ダコタが姿を現した。８月にソーニャ・デビル＆シェイナ・ベイズラー＆ゾーイ・スタークの襲撃を受け、古傷の右ヒザを悪化させて欠場していたが、約３か月ぶりの戦線復帰となった。

　イヨとカイリは、ユニットオリジナルメンバーの復帰に笑顔とハグで歓迎。すぐさま３人でトリオを組み、ダコタを負傷させたソーニャ＆シェイナ＆ゾーイとのリベンジマッチに臨んだ。入場するなり、３人でポーズを決めたダメージＣＴＲＬは、リーダーのイヨがいきなり先発。観衆から「イヨ！　イヨ！」の大チャントを送られた。

　ソーニャとゾーイの合体攻撃で攻め込まれると、ソーニャにカイリとの連係からダブルドロップキックを発射。カイリもソーニャとゾーイをまとめて串刺しドロップキック、ソーニャにインセインエルボーアタックを連発して、ペースを握った。カイリが捕まるも、代わったダコタがシェイナにカウンターのドロップキック、変型ネックブリーカー、スコーピオンキックで圧倒する。
　
　ダコタがシェイナの片エビ固めで右ヒザを決められると、イヨが救出。カイリはソーニャをインセインエルボーアタック、ダコタがスーパーキックでゾーイを排除した。イヨがシェイナのキリフダクラッチ（裸絞め）に捕獲されたものの、ダコタがシェイナにキックを浴びせてマットに横たわらせた。最後はイヨが完璧にムーンサルトプレスを決めて、シェイナから３カウントを奪取。ダメージＣＴＲＬが見事な復活勝利を飾った。

　バックステージでは、ダコタが「私たちはタイトルに目を向けている。タッグタイトルも狙えるかもね」と、ＷＷＥ女子タッグ王座（現王者はビアンカ・ベレア＆ジェイド・カーギル）取りを宣言すると、イヨは「私には女子世界王座が必要。私たちは全員が王者になる！」と予告。イヨが女子世界王者、カイリ＆ダコタでタッグ王者になり、ユニットを復権させることを誓っていた。

　この日のロウは「ＡＢＥＭＡ」にて放送された。