宇佐美貴史、10月のJ1月間MVPとベストゴールをW受賞! J2のMVPはマテウス・ジェズス
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ KONAMI月間MVP」、「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」、「明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞」、「明治安田Jリーグ 月間ベストゴール」を発表した。
J1リーグの月間MVPは、ガンバ大阪に所属するFW宇佐美貴史が、今年6月以来今季2度目の受賞を果たした。G大阪は10月開催のリーグ戦を2勝1分1敗という成績で終え、宇佐美は2試合に先発、2試合に途中出場。5日に行われた第33節北海道コンサドーレ札幌戦では、1点ビハインドで迎えた65分にピッチに送り出されると、90+4分に同点弾のPKを沈めただけでなく、90+8分に見事な個人技から逆転ゴールを叩き込む。大逆転勝利の立役者となり、JFA技術委員も「札幌戦であげたゴールは、技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的」と称えた。
J2リーグの月間MVPには、V・ファーレンに所属するMFマテウス・ジェズスが輝いた。長崎は10月に行われたリーグ戦で3戦全勝を達成。一時は遠のいたかと思われた自動昇格にわずかな望みを繋げたが、その原動力となったのがジェズスだった。それまでジェズスは“インテリオール”のポジションで起用されていたが、第34節大分トリニータ戦(○4−1)よりセンターフォワードにコンバートされると、得点力に拍車がかかるとともに前線での守備でも奮闘。最終的には10月の3試合で4ゴール1アシストの暴れっぷりで、文句なしの受賞を果たした。
なお、今季のJ2リーグはすでに全日程が終了しており、長崎はラスト5連勝を成し遂げながら、3位でシーズンを終えた。ここからはJ1昇格プレーオフの戦いが控えており、12月1日に準決勝で本拠地『PEACE STADIUM Connected by SoftBank』にベガルタ仙台を迎える。
J3リーグでは、FC岐阜に所属するFW藤岡浩介が今年2・3月以来、今季2度目の月間MVPを勝ち獲った。岐阜は10月に行われたリーグ戦を3勝1敗と好成績で駆け抜けたが、藤岡は全4試合に先発出場しただけでなく、第32節AC長野パルセイロ戦(○2−1)を除く3試合で2ゴール、つまり4試合の出場で6ゴールをマーク。類稀なる得点能力を発揮し、岐阜の復調に貢献した。橋本英郎Jリーグ選考委員は「岐阜は元々能力があるチームであり、今年はその結果が出ている中で、自分自身にフォーカスが充てられている選手。得点にはいつも藤岡選手が絡んでいて、チームで一番活躍していると言っても過言ではない。チームも個人としても良い流れ」と称賛している。
加えて、J1リーグの月間優秀監督賞には、湘南ベルマーレを率いる山口智監督が、7月以来今季2度目の受賞。湘南は10月に開催された2試合をともに白星で飾っており、足立修Jリーグ選考委員長は「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」とその手腕を評価した。
J2リーグでは、ジェフユナイテッド千葉を率いる小林慶行監督が選出。千葉は最終的にリーグ戦を7位で終え、惜しくもJ1昇格プレーオフ行きの切符を逃したが、10月は3戦全勝を達成していた。J3リーグでは、10月の4試合を3勝1分と無敗で駆け抜けたガイナーレ鳥取から、林健太郎監督が受賞している。
また、今季より新設された月間ヤングプレーヤー賞には、J1リーグでは湘南に所属するMF鈴木淳之介が受賞。鈴木は3バックの一角を担って2試合ともにフル出場し、2連勝に貢献した。J2リーグでは、10月に入って完全に主力に定着したレノファ山口FC所属のFW末永透瑛が受賞。J3リーグでは、3勝1分と好調だった岐阜より、MF西谷亮が同賞に輝いた。
そして、各リーグのベストゴールも発表。J1リーグでは、前述のG大阪対札幌の一戦で、宇佐美が90+8分に決めた圧巻の逆転ゴールが選ばれた。J2リーグでは、藤枝MYFC所属のFW矢村健が、今季2度目の同賞を受賞。矢村は5日に行われた第34節いわきFC戦(△1−1)において、スコアレスで迎えた前半16分に背後からの浮き球ボールをダイレクトボレーで叩き込んでいた。
J1リーグの月間MVPは、ガンバ大阪に所属するFW宇佐美貴史が、今年6月以来今季2度目の受賞を果たした。G大阪は10月開催のリーグ戦を2勝1分1敗という成績で終え、宇佐美は2試合に先発、2試合に途中出場。5日に行われた第33節北海道コンサドーレ札幌戦では、1点ビハインドで迎えた65分にピッチに送り出されると、90+4分に同点弾のPKを沈めただけでなく、90+8分に見事な個人技から逆転ゴールを叩き込む。大逆転勝利の立役者となり、JFA技術委員も「札幌戦であげたゴールは、技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的」と称えた。
なお、今季のJ2リーグはすでに全日程が終了しており、長崎はラスト5連勝を成し遂げながら、3位でシーズンを終えた。ここからはJ1昇格プレーオフの戦いが控えており、12月1日に準決勝で本拠地『PEACE STADIUM Connected by SoftBank』にベガルタ仙台を迎える。
J3リーグでは、FC岐阜に所属するFW藤岡浩介が今年2・3月以来、今季2度目の月間MVPを勝ち獲った。岐阜は10月に行われたリーグ戦を3勝1敗と好成績で駆け抜けたが、藤岡は全4試合に先発出場しただけでなく、第32節AC長野パルセイロ戦(○2−1)を除く3試合で2ゴール、つまり4試合の出場で6ゴールをマーク。類稀なる得点能力を発揮し、岐阜の復調に貢献した。橋本英郎Jリーグ選考委員は「岐阜は元々能力があるチームであり、今年はその結果が出ている中で、自分自身にフォーカスが充てられている選手。得点にはいつも藤岡選手が絡んでいて、チームで一番活躍していると言っても過言ではない。チームも個人としても良い流れ」と称賛している。
加えて、J1リーグの月間優秀監督賞には、湘南ベルマーレを率いる山口智監督が、7月以来今季2度目の受賞。湘南は10月に開催された2試合をともに白星で飾っており、足立修Jリーグ選考委員長は「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」とその手腕を評価した。
J2リーグでは、ジェフユナイテッド千葉を率いる小林慶行監督が選出。千葉は最終的にリーグ戦を7位で終え、惜しくもJ1昇格プレーオフ行きの切符を逃したが、10月は3戦全勝を達成していた。J3リーグでは、10月の4試合を3勝1分と無敗で駆け抜けたガイナーレ鳥取から、林健太郎監督が受賞している。
また、今季より新設された月間ヤングプレーヤー賞には、J1リーグでは湘南に所属するMF鈴木淳之介が受賞。鈴木は3バックの一角を担って2試合ともにフル出場し、2連勝に貢献した。J2リーグでは、10月に入って完全に主力に定着したレノファ山口FC所属のFW末永透瑛が受賞。J3リーグでは、3勝1分と好調だった岐阜より、MF西谷亮が同賞に輝いた。
そして、各リーグのベストゴールも発表。J1リーグでは、前述のG大阪対札幌の一戦で、宇佐美が90+8分に決めた圧巻の逆転ゴールが選ばれた。J2リーグでは、藤枝MYFC所属のFW矢村健が、今季2度目の同賞を受賞。矢村は5日に行われた第34節いわきFC戦(△1−1)において、スコアレスで迎えた前半16分に背後からの浮き球ボールをダイレクトボレーで叩き込んでいた。