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 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(54)が11日放送のABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜後11・17)で、VTRの紹介方法に疑問を投げかける場面があった。

 関西の祭りを取り上げる年に1度の番組企画で、この日は「命懸けすぎる岸和田だんじり祭」を特集。芸歴38年で57歳のベテラン芸人・藤田兄さんが「南町だんじり組合」に参加し、奮闘する様子を伝えた。

 VTRでは、本番1カ月前から行われる深夜の走り込みや、南町独自の“やり回し”の練習にも密着。本番当日は12時間走り続けるだんじりに置いて行かれながらも、なんとか食らいつく藤田兄さんの姿を追い、地元男性らの"勇姿"に番組スタッフらが思わず「凄かったよな!」「カッコええ!南町めっちゃカッコええぞ!」と口走るほど感動の仕上がりになっていた。

 これをスタジオで見守っていた岡村は「ちゃんと見たん初めてかも」と興奮。クライマックスの場面で思わず「見て!」と大声を張り上げた岡村に対し、お笑いタレントのなるみは「音声さんビックリしたね。小声で有名な岡村隆史にそんな大声が…ここ10年で一番大きい声出したんちゃう!?藤田兄さんの祭りは岡村隆史まで変えるのよ」と驚くほどだった。

 続けてなるみが「ナレーションいろいろいじくったらドキュメンタリーで賞もらえそうやもんな、『過ぎる』って黙っといたら。藤田兄さんを一般の57歳として…」と提案。岡村も「ギャラクシー賞あるかもな」と色気をみせ、「吉本興業とか全部切って、(番組冒頭で紹介した)"サングラスデー"もバチーンと切って…」と同意したが、進行役の吉本新喜劇・すっちーは「ちょっと出し方を間違えましたね」と悔やんでいた。