薩摩川内市でこの時期、川に沿って霧が発生する「」が、今シーズン初めて現れました。

午前7時すぎ、川内川の河口付近、標高160メートルの月屋山から撮影した映像です。川を霧が覆う「川内川あらし」が現れ、朝日に照らされています。

「川内川あらし」は、地上付近の水蒸気が冷やされて霧になり、その霧が川に沿って東シナ海に流れ下る現象です。

12日朝の薩摩川内市は風が弱く、晴れて15.6度と気温が下がりました。

(川内川あらし協議会 小松高行さん)「初の川内川あらしが見れて最高、温暖化のせいなのか、なかなか出現しないと思っていたら、あらしが出て、今年もいっぱい登ってみようと思う」

今週は各地で最高気温が25度を超える季節外れの暑さとなる日もありますが、来週は県本土で20度前後と、この時期らしい気温となりそうです。