【阪神】原口文仁、国内FA権行使表明「もっとゲームに出たい」「スタメンから勝負したい」
阪神・原口文仁内野手が12日、兵庫・西宮市内の球団施設で今季初めて取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。決断に至った理由について「一番はもっとゲームに出たい、スタメンから勝負したいという気持ちが強かったので。一番はそういうところですね」と明かした。
原口は帝京高校から2009年ドラフト6位で阪神に入団。度重なる故障、大腸がんを患うなど試練の連続だったが、不屈の精神で戦い抜いてきた。近年は代打の切り札としてチームを支え、今季は52試合に出場して打率2割4分1厘、2本塁打、9打点。出番は限られていた。
宣言残留も選択肢だが、15年間在籍したチームへの思いを問われ、「球団関係者の皆様だったり、いままで携わっていただいた監督、コーチ、スタッフのみなさま、本当に感謝の気持ちで本当にいっぱいなので、皆さんへの気持ちはいい表せないぐらいたくさんあります」と口にした。
今季は推定年俸3100万円で人的補償などが発生しないCランクとみられる。