<大相撲十一月場所>◇二日目◇11日◇福岡・福岡国際センター

【映像】21歳の“イケメン極細マッチョ”力士

 自分の体重のおよそ倍もある力士との激闘を繰り広げた一般的な力士のイメージを覆す“極細マッチョ”力士に対して、「普通のお兄さんみたい」「一般人の体型」「細っ」「イケメンすぎてワロタ」など驚きの声が相次いで寄せられた。

 三段目三十一枚目・肥後ノ丸(木瀬)が三段目三十枚目・山藤(出羽海)を取り直しの一番の末に寄り切って今場所初白星を挙げた一番は、山藤の力士の“極細マッチョ”ぶりにもファンの注目が集まった。

 21歳の山藤は身長182センチ、体重73.8キロと力士にしては細身のいわゆるソップ型。ここまで直近2場所は勝ち越しており、今場所に3場所連続の勝ち越しをかけて臨んでいる。対する肥後ノ丸は体重144.1キロ、体重差は70.3キロにも及ぶ無差別級の取組だ。

 立ち合い、山藤はもろ手で当たると見せかけて肥後ノ丸の懐に潜り込むと、右腕を手繰るように時計回りに素早く動いて相手を翻弄。山藤の素早い動きを嫌った肥後ノ丸が土俵中央で突き放しにかかると、再び懐に潜り込んだ山藤が居反りのような格好で肥後ノ丸を土俵に転がした。

 山藤がその身体能力の高さを発揮した一番に館内どよめいたが、勝敗の行方は物言い協議に委ねられる。審判団による長い協議の末に同体で取り直し。二度目の取組では、正面からぶつかった山藤が肥後ノ丸に組み止められると、圧力に負けそのまま土俵の外へ寄り切られた。二度の熱戦を繰り広げた両力士には館内から大きな拍手が送られた。勝った肥後ノ丸は今場所の初日、山藤は初黒星を喫した。

 二度の取組もさることながら、ファンの注目は山藤の細マッチョぶりにも注がれ「普通のお兄さんみたい」「一般人の体型」「細っ」「イケメンすぎてワロタ」など、一般的な力士のイメージとは異なる山藤のスタイルなどに対する声が多数寄せられた。一方では、居反りに挑んだ山藤の身体能力の高さに対しても「山藤さんの相撲は見てて面白い」「まだまだ細くても三段目」「身体能力たかっ」「すごい体勢」「ナイスチャレンジ」といった驚きと称賛声が寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)